脂肪燃焼体質にしてくれる仕組み「糖新生」とは

どうも、BODIKのマスタートレーナー中澤マイケルです!

最近、「脂肪を燃やしてくれる〇〇」という広告をテレビなどでよく見かけますが、脂肪を燃焼させる仕組みは、もともと人間の体に備わっているもので、特別に何かを食べるよりは、自然に備わっている仕組みを利用するのが根本解決だし、賢明だと常々思いますね。

人間は、普段の生活では、ご飯や麺、パンなどの炭水化物を消化して得たブドウ糖からのエネルギーで活動していますが、現代人が太るようになったのは、進化の過程で獲得したある能力のあると言われています。

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人間がまだ自然の中で暮らしていた時代では、お米などが手軽に手に入っていたわけではなかったので、食べ物が手に入るうちに飢餓に備えてエネルギーを何らかの形で保存しておく必要があって、そのための一番効率のいい方法として、余分なエネルギーを脂肪という形に変えて溜めておくことだったのです。そして有事には、溜めておいた脂肪からのエネルギーを使いながら生き延びてきたのです。

具体的には、炭水化物などの食料が手に入らなくなって、身体の中のブドウ糖が足りなくなると肝臓や腎臓は、アミノ酸や脂肪を材料として、ブドウ糖を作り出そうとします。

というのも体が正常に機能するためにはブドウ糖をエネルギー源としないといけないため、一定量のブドウ糖を常に保っておく必要があるからです。

この炭水化物の代わりとして、アミノ酸や脂肪を材料としてブドウ糖を作り出す仕組みのことを「糖新生」と呼びます。

お金に例えると、ブドウ糖は、お財布の中の現金で、脂肪は銀行の貯金残高のような関係で、銀行からお金を下ろす過程のことを「糖新生」と理解してもらうと分かりやすいと思います。

現代人が太るようになったのは、環境の変化によるところが大きいと言われています。現代社会は、人々が昔の時代のようにはエネルギーを使わない環境になってしまった上に、食べ物がいつでも豊富に手に入る環境です。しかし、長い進化の過程で獲得した脂肪を蓄える能力は急にはなくならないので、脂肪の溜め過ぎによる過度の肥満が原因で、様々な現代病をもたらしています。

ここで、脂肪が溜まり過ぎが問題なら、「糖新生」という脂肪をエネルギーに変える仕組みを利用して、脂肪を無くせばいいと考えるのが普通ですね。しかし、多くの方がそれを分かっていて、そのつもりでダイエットに挑戦してもリバウンドしたりして、失敗しているように、話はそんなに単純なものではなく、正しく行わなければ、返って痩せにくい身体を作ってしまうし、健康を害してしまう恐れさえあります。

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では、ここで一般的なダイエットがうまく行かない理由を説明する前にまず、糖新生の仕組みについて説明したいと思います。

体が正常機能するためには、一定量のブドウ糖を常に保っておく必要があるといいましたが、ブドウ糖が足りなくなると、身体は溜めておいた脂肪を分解して得たエネルギーでアミノ酸(一部筋肉分解由来)などをブドウ糖に変えて供給しようとします。

また、脂肪が分解される過程で生まれる「ケトン体」という物質もブドウ糖の代 わりとして身体の細胞の燃料として使われます。

しかし、ここで注意しないといけないのは、糖質を制限することで、体はブドウ 糖を作る元であるアミノ酸を得るため筋肉(タンパク質)を分解してブドウ糖を 作ろうとするため、筋肉量が落ちてしまう恐れがあるということです。

筋肉は、体の中で消費エネルギーが大きい組織ですので、筋肉量の低下はエネル ギー消費量低下(基礎代謝の低下)につながり、低燃費(エネルギーを消費しな い)の体質になってしまうので、脂肪も徐々に消費されなくなり、返って痩せに くく、太りやすい身体になってしまいます。

ここで、外からお肉などの食材からタンパク質を入れてあげると自身のタンパク質(筋肉)の分解を防ぐことができると同時に脂肪を分解してくれる糖新生の働きも止まることなく行われます。

これがいわゆる「低糖質ダイエット」の考え方です。

それに加え、筋トレなどで、筋肉を強くさせるための刺激を与えることで、筋肉量を増加させ基礎代謝をあげることで、その効果を倍増させることが出来ます。

実際に筋トレをすると48時間代謝が上がっている状態が継続するというアメリカの研究チームの報告もあります。

TRAINING

 

以上をまとめると、糖質を抑えることで、脂肪からエネルギーを取りだすようなエネルギー循環を作り、その際の筋肉量の低下を防ぐために、十分な量のタンパク質を摂取しつつ筋肉トレーニングで基礎代謝をあげることで、超高効率な脂肪燃焼型体質を作ることができるということです。

実は、BO’DI:Kでもこの原理を利用した食事指導を実践しており、低炭水化物食をベースにした食事生活と筋肉トレーニングの指導を行っております。

参考⇒BODIK会員様のビフォー&アフター(1~10 例)
参考⇒40代になると半減する脂肪燃焼のための栄養素

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